auビデオパス は、auユーザーのみが利用できる動画配信サービスです。
NTTドコモが提供するdTVは、docomoユーザー以外でも利用できる動画配信サービスです。
docomoユーザーは、auビデオパスの利用ができません。
auユーザーは、どちらの配信配信サービスも利用することができます。
なぜ、この2社を比較するのかというと・・・
どちらも通信会社が提供している動画配信サービスということもあり、比較したくなる方もいるはずッ!
ということで、15年以上auユーザーの壺野が、dTVとビデオパスのどちらも利用してみた感想や評価から、比較してみることにしました。
ビデオパスとdTVを比較
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dTV | ビデオパス |
540円/月(税込) | 607円/月(税込) |
運営:docomo | 運営:au |
31日間無料トライアル実施中 | 30日間無料トライアル実施中 |
120,000本配信 | 10,000本配信 |
ダウンロード再生:可 | |
同時再生:不可 | |
スマホ・タブレット・PC・TV対応 | |
最大5デバイス | デバイス制限なし? |
比較1)動画配信数の差
dTVは、動画配信サービスの中でも、配信数が多いことがメリットのひとつにあげられます。
単純にビデオパスの配信数と比べると10倍以上の差があります。
dTVとビデオパスの月額料金は、ほぼ同額ですがdTVの方が62円安いですね。
どちらも全てが完全見放題対象作品ではないので、見放題以外の作品を見たい場合は、課金しなければ視聴できません。
ビデオパスでは、毎月540円相当(最新作1本分相当)のビデオコインが特典として自動付与されます。
このコインを利用して、見放題以外の作品をレンタルすることが可能になっています。
一方、dTVで見放題以外の作品をレンタルする場合は、dポイントを利用した購入もできます。
ビデオパスのような自動付与ではないため、docomoユーザー以外でdポイントクラブに加入していないユーザーは、ポイントが貯まりにくいです。
ゆえに、
dTVで、見放題対象作品のみ視聴して500円
ビデオパスで、見放題対象作品と最新作1本分相当を利用して562円
上記のような基準で比較する方法もあるわけです。
比較2)利用端末数の差
ひとつのアカウントで、最大5デバイス(スマホ・タブレット・PC・TVなどの端末)まで利用可能なdTVに対して、ビデオパスでは規約に台数制限が記載されていません。
現在のところビデオパスは「台数制限なし」だと考えられますが、確証はなく不確かです。
dTVもビデオパスも、同時再生はできません。
お一人様ユーザーの場合は、デバイスについて気にする必要性は低いのではないでしょうか。
デバイスや同時再生の意味が良く分からない方は「動画配信サービスにおける「デバイス」「同時再生」の意味をやさしく解説」の記事を参考にしてみて下さい。
auユーザー限定ビデオパスの特典
ざっと見比べればdTVが圧勝にも思えますが、今回はdTVよりビデオパスの利用に向いているauユーザー目線で、まとめていきます。
ビデオパスを利用したauユーザーにしか分からない特典はあるのでしょうか。
特典1)最新作が月に1本見れる
まずは、ビデオコイン540円相当について、少し詳しく見ていきましょう。
ビデオパスの見放題プランに加入している場合、有料レンタル作品楽しむためのビデオコインが毎月540コイン自動的に付与されます。
ビデオコインとは、1コイン=1円分としてつかえるビデオパスの独自ポイントで、540コインは最新作1本分に相当します。
そのため、毎月1本は最新作を視聴できることになります。
(ビデオパス月額 562円)-(dTV月額 500円)=(差額62円)
見放題プランに加入で毎月付与される540コインの有効期限は60日間です。
無料期間に付与される1回目のコインは無料期間終了までが有効期限ですので、使い切るようにしましょう。
見放題プラン加入で、見たい最新作も視聴できるので、上手く活用してほしいところです。
もちろん、ビデオコインは最新作以外の有料レンタル作品を楽しむためにも利用できます。
特典2)イッキ見!を見逃すな
ビデオパスでは、「一気見特集」が組まれていることが多いです。
特に、海外ドラマはイッキ見!を上手く利用できる「穴場」です。
例えば、
捜査官ジャック・バウアーがテロリスト戦う「24-TWENTY FOUR-」は、海外ドラマを好きな方なら知っている作品ですね。
シーズン1からファイナルシーズン8まで、そしてリブ・アナザー・デイで完結し、スピンオフ作品として、新キャストで「24-TWENTY FOUR-レガシー」まで制作されました。
もちろん、各シーズンで完結するストーリーではあるものの、シーズン1から見ていないと分かりずらいストーリーが含まれるのが海外ドラマの特徴でもあります。
ともなれば、シーズン1から順番に見たい衝動にかられますが、dTVではシーズン抜けしている場合が多いのが難点です。
ビデオパスでは、最新シーズンまで見放題とはいかないものの、シーズン1から順番にイッキ見!することができるラインナップになっています。
順・番・に!
というところが、使いやすい部分です。
まずはビデオパスで、ある程度視聴してから、新作を配信している他社へ切り替えるなどの方法で続きを視聴した方が、支払い料金が割安になる可能性が高いことになります。
「24」「ゴシップ・ガール」「プリズン・ブレイク」「LOST」「ヒーローズ」「スーパーナチュラル」「ウォーキング・デッド」など、一度は見ておきたい作品ラインナップは揃っている印象がありますので、のぞいてみて下さい。
海外ドラマに詳しくない方は、【厳選】悩んだらコレ!海外ドラマ・人気作から懐かし作品までオススメ一覧 の記事をご参考に。
海外ドラマだけでなく、アニメや特撮作品も「一気見作品」として配信しているので、年末年始やゴールデンウィーク、夏休みなど長期行楽シーズンには、その時期に合わせた作品を見つけやすいです。
G.W.は、男の子が大好きな戦隊ものがズラリと並び、auユーザーが分かりやすいのも特徴的でした。
イッキ見!をしたいauユーザーは、ビデオパスを上手く使いこなして満喫してほしいものです。
特典3)日割計算で無駄なしコスパ
ビデオパスは、日割計算が適用されています。
いつ利用を開始しても、月末までの利用日数に合わせて日割計算で請求されます。
必見!私が「auビデオパス」をオススメする便利な使い方の理由はコレ!の記事で管理人・壺野の便利な使い方をまとめています。
特典4)映画鑑賞券や試写会が当たる
ビデオパス会員向けに、映画の先行試写会やパンフレット付鑑賞チケット、イベントチケットなどが抽選で当たります。
特に完成披露試写会の場合、出演者や監督による舞台挨拶を予定している場合があるので、気になる抽選は、ガンガン応募しちゃいましょう!
大好きな押しメン芸能人に会える確率は、他の応募よりも高いかもしれません。
特典5)映画館で安くお得に観覧できる
「auマンデイ」と「auシネマ割」は、ビデオパス会員・スマートパス会員・スマートプレミアム会員が利用できる共通特典です。
auマンデイ
映画鑑賞料金 | auマンデイ利用料金 | |
大人 | 1,800円 | 1,100円 |
大学生 | 1,500円 | 1,100円 |
高校生以下 | 1,000円 | 900円 |
※割引対象日:毎週月曜日(祝日含む)
※クーポン1枚につき鑑賞券2枚まで割引ができます。
※auスマートパス会員、またはビデオパス会員ご本人様とご同伴の方1名様の合計2名様の割引となります。
※ポップコーンセットが半額で購入できます。
auシネマ割
映画鑑賞料金 | auシネマ割 | |
大人 | 1,800円 | 1,400円 |
大学生・高校生 | 1,500円 | 1,300円 |
シニア | 1,100円 | 1,000円 |
幼児・小学生・障がい者 | 1,000円 | 900円 |
※割引対象日:月火水木金土日(祝日含む)
※クーポン1枚につき鑑賞券3枚まで割引ができます。
※ポップコーンが100円引きで購入できます。
ビデオパスとdtvどっちから試す?
どちらもメリットがあれば、デメリットもあるので一概には「どっち?」と私が決めることはできませんが、作品数だけで考えるのなら、dTVの方が格上だと思います。
しかし、auユーザーであるならビデオパスも、上手く利用すべきです。
現在、auビデオパス では、無料お試しキャンペーンを実施中です。
まずは、auのお試し期間を利用しながら、
(イッキ見!)+(見たい最新作ビデオ1本)
そして、さらに多くの作品を視聴したくなったら、作品数の多いdTVへの加入を検討し、ビデオパスより月額料金を安く抑える。
という流れで、dTVとビデオパスを比較してみてもいいかもしれません。
どちらにしても、auユーザーは、ビデオパスもdTVも利用できるということを覚えておきましょう。