家族や友人と動画配信サービス(VOD)をシェアして利用したい場合に、同時再生機能があると便利です。
でも、すべての動画配信サービスが同時再生できるわけではなく、規約も少し異なります。
どんな風に同時再生がしたいか、デバイス(端末)と同時再生について、まとめました。
動画配信サービスの同時再生とは?
例えば、
- あなたがテレビで邦画を楽しんでいる時間帯に、夫がタブレットで洋画を楽しんでいたり。
- あなたがテレビでドラマを楽しんでいる時間帯に、息子がゲーム機でアニメを楽しんでいたり。
- あなたが茶の間のテレビで山Pのドラマを見ている時間帯に、娘が通勤中にスマホで同じ山Pのドラマを楽しんでいたり。
- あなたが茶の間で韓国ドラマ(字幕)を楽しんでいる時間帯に、おばあちゃんが自分の部屋で韓国ドラマ(吹替え)を楽しんでいたり。
土日祝や長期休暇などは、家族がそれぞれ個々の時間を楽しみたいはずです。
好きな時間に家族で気兼ねせずにシェアしたいなら「同時再生」ができる動画配信サービスを探してみると良いでしょう。
配信サービスにおける同時再生の種類
現在の動画配信サービスでは2種類の同時再生の方法が確認できます。
- 同じコンテンツを同時間帯に見れる
- 同じコンテンツは同時間帯に見れない
ひとつずつ解説していきます。
同時間帯に同じコンテンツは見ない
我が家は5人家族です。
私の経験上、同じ時間帯に同じ配信コンテンツを視聴することは、ありません。
もちろん、同じ作品を見ることはあります。
ですが、家族みんなでリビングで見るか、時間帯が違うので別々に見るかの2択になることが、ほとんどです。
我が家で同時再生機能を利用する場合は、同じ時間帯に異なるコンテンツを視聴したい時に使っています。
この「同時再生」機能が使えるサービスは、以下の通りです。
月額料金(税込) | 制限台数 | |
U-NEXT | 2,189円 | 4台 |
Netflix(スタンダード) | 1,490円 | 2台 |
Netflix(プレミアム) | 1,980円 | 4台 |
Amazonプライムビデオ | 500円 | 3台 |
同時間帯に同じコンテンツを見る
ユーザーによって、利用するデバイスは異なります。
- スマホにイヤホンで通勤途中に視聴したい方
- ベットで横になりながらタブレットで視聴したい方
- リビングでコーヒーを飲みながら、テレビの大画面で視聴したい方
利用したいデバイスが違う場合は、視聴スタイルも変わってきます。
自分の好きなスタイルで視聴したい場合は、同じコンテンツでも別々に見たい場合もあるでしょう。
そのため、同時再生機能には、同じ時間帯に同じコンテンツの視聴ができる動画配信サービスもあります。
月額料金(税込) | 制限台数 | |
Netflix(スタンダード) | 1,490円 | 2台 |
Netflix(プレミアム) | 1,980円 | 4台 |
同時再生機能を使うなら確認すべきこと
動画配信サービスを選ぶ方法のひとつとして、「同時再生」機能があるところを探している場合は、お使いの「デバイス」で再生ができるか確認しておくと良いでしょう。
「デバイス」とは、端末機器のことです。
利用ユーザーが所有しているPC・スマホ・タブレット・テレビ・ゲーム機などのことです。
そして、
そのデバイスが、加入した動画配信サービスで正常機能する機種であるか。
1アカウントで、いくつのデバイス(機種)まで利用が可能なのか。
各社のサービスは、常に改善のために変更している場合も少なくありません。
正直、ここは手っ取り早く無料お試し(トライアル)期間中に、利用するデバイスが正常に再生ができるかを、実際に視聴しながら確認することで代用して下さい。
登録したアカウントIDとパスワードで、利用したいデバイス(端末)からログインを行い、再生できれば視聴が確認できます。
同時再生ができない動画配信サービスはどこ?
同時再生ができない動画配信サービスは、以下の通りです。
月額料金(税込) | |
dTV | 550円 |
ビデオパス | 618円 |
Netflix(ベーシック) | 990円 |
FODプレミアム | 976円 |
Hulu | 1,026円 |
もし、同じ作品を見たい場合は一緒に仲良く見てね!というスタイルになります。
同じ作品でも、ひとりで見たい!
というワガママさんは、
- 時間帯をズラして一人で見る
- 2つめのアカウントを取得する
方法で対処することになります。
2アカウント登録利用すれば、アカウントごとに月額料金が発生しますので実質2倍の費用がかかります。
同時再生の利便性を判断する
自分が動画配信サービスを利用するスタイルを分析すると、同時再生が必要なのか判断しやすいです。
登録加入者だけが、動画配信サービスを利用するのか?
家族全員で、動画配信サービスを利用するのか?
家族全員で利用するとしたら、同じ時間に利用することがあるのか?
その他にも、同時再生が便利に感じる時期や環境にも目を向けてみると判断しやすいです。
例えば、
春休み・夏休み・年末年始などお子様が利用する長期シーズン時期である。
家族3世代同居の場合で、子供や母親、祖父母の利用時間帯が同じである。
家に、常時在住者(専業主婦・定年退職者など)がおり、TVを常に利用している。
などの場合は、同時再生を便利に使いこなしたい!と思うところです。
お試し無料期間中を利用して、同時再生を便利と感じることができたか?
改めて再確認してみて下さいね。
同時再生できるおすすめの動画配信サービスはどこ?
サービス利用規約に同時再生が可能であることを明確に記載している動画配信サービスはU-NEXTです。
U-NEXTでは、登録アカウントが親アカウントになります。
その親アカウントを基準に、
- 最大3つの子アカウントを作成
- 他のアカウントで同時再生可能
- 子アカウントのR指定作品(R18・R20)やアダルトコンテンツの視聴制限
- 子アカウントでの購入制限
などの設定ができるので、安心した利用設定が可能です。
U-NEXTの特徴
- 月額2,189円(税込)で最大4つまで同時再生が可能になるので、1つあたり547.25円(税込)となります。
- 配信数200,000本以上と国内最大級レベルを誇っており、新作の配信タイミングも早いです。
- 雑誌やコミック・書籍、音楽や映画鑑賞など多方面にサービスが拡大していることも魅力のひとつです。
- 毎月1200ポイントが自動付与され、最新作のレンタル料金に利用ができます。
- 映画(洋画・邦画)、ドラマ(国内・海外・韓国)、キッズ系やアニメ系まで幅広いラインナップが同時再生と相性が良いです。
「U-NEXTのメリット&デメリットからシェアするとコスパになる家族構成は?」の記事でもまとめていますので、ご参考にして下さい。
また、家族が動画配信サービスの利用をしない場合は、他社サービスの方が月額料金が安いので、見直し検討しましょう。
基本的にテレビで視聴をしない、もしくはテレビでの利用頻度が極めて低いスマホでのご利用の場合は、以下のような組み合わせ加入も検討できます。
FOD(976円)+auビデオパス(618円)=1,594円(税込)
dTV(550円)+hulu(1,026円)=1,576円(税込)
組み合わせは一例ですが、どれもU-NEXTの見放題プラン2,189円(税抜)以下で利用が可能になるという例です。
デメリットとしては、各サービス別にアカウント管理したり、操作方法を覚えたりなど、複雑化してしまうこと。
常に色々な配信サービスの入退会を繰り返して、加入の見直しをするような方以外は、「U-NEXT」で楽しむ方が利用者側の負担は軽減されます。
スキマ時間を手軽に有効活用したいなら、月額2,000円程度で「家族全員が楽しめる」U-NEXTの最大のメリットを上手く活用してほしいところです。
同時再生機能でサービスを選ぶべきか?
「同時再生」は、とても便利な機能です。
ですが、選んだ動画配信サービスの配信コンテンツ内容が自分の好みでなければ、便利な機能も役に立ちません。
必ず、配信作品とあわせた機能の確認をしてほしいと思います。
動画配信サービスの選び方|ジャンルで選ぶが鉄則!おすすめ【5社】辛口比較
「動画配信サービスなんて、どこでも一緒でしょ?」 「あとから追加料金が請求されそうだし、よくわからないから不安…。」 「 ...
続きを見る