動画配信サービスを始めるために必要なモノ
- Wi-Fi環境(光回線推奨)
- 視聴するデバイス端末
- 支払い方法の登録
動画配信サービスとは、インターネットやモバイル通信回線を通じて、パソコンやスマートフォンやタブレット、テレビやゲーム機までご自宅にある様々な端末機器(デバイス)で、動画を視聴できるサービスです。
スマホから手軽に映画やドラマを見ることができますが、携帯キャリアの契約は、1ヶ月の上限を3GB、5GB、7GBなどに設定して月々のスマホ料金をおさえている方も多いはずです。
動画配信サービスで動画を見るには、データ通信量と月額利用料が発生します。
画質の高さによって通信量は異なりますが、私のスマホで、映画1本を標準画質で見た場合、通信量は「1GB」が目安となります。
データ通信量は、高画質であればあるほど、ネット通信の環境が不安定であればあるほど、大きく消費されていってしまうのです。
残念ながら「3GB」なんて、あっという間に消費してしまうのです。
そのため、Wi-Fi環境でのサービスの利用が必須になってきます。
長く動画配信サービスを利用できるように、動画配信サービスとネット回線の基礎知識を身に付けてみましょう。
初心者の他にも、スマホ操作が少し苦手なパソコン世代やシニア世代の方も参考にしてほしいです。
アカウントIDやパスワードの違いと作り方【知らなきゃ始められない】
IDやパスワードの主な使用目的
- 入会登録
- 解約・退会
- 再開
- ログイン
- 支払い方法の変更
- 課金レンタル
- ポイントチャージ
動画配信サービスを使うためには、アカウントの作成(無料)が必要になります。
アカウントとは、サービスを利用するための権利名のようなものです。
アカウントを作成することで登録が完了となり、無料お試しを含めたサービスの利用が可能になります。
サービスを利用するための権利名は、「アカウント」「ID(アイディー)」「アカウントID」「ログインID」など、表示は色々ありますが、自分のメールアドレスを入力します。
また、アカウントIDの他に「パスワード」の登録があわせて必要になります。
パスワードは、任意で設定できますので、お好きな文字を入力できます。
無事に登録が完了できたら、アカウントIDとして登録したメールアドレスに登録完了メールが送信される仕組みになっています。
アカウントIDやパスワードは、ログインをするときや、解約や再開、支払い方法の決定・変更、ポイントチャージなどの諸手続きに必要になります。
また、ひとつのアカウントIDがあれば、複数のデバイス(スマホやテレビなど対応している端末)から動画視聴が可能になるのが、動画配信サービスのメリットです。
アカウントIDやパスワードは、忘れないように、しっかり管理しておきましょう。
動画配信サービスの料金の支払い方法と種類
ほとんどの動画配信サービスでは、はじめて利用するユーザーのために、無料お試し期間(無料トライアル期間)を設定しています。
現在のところ、大手動画配信サービスでお試し無料トライアルが廃止されたのは、NETFLIX(ネットフリックス)だけです。
無料お試し期間中は、月額料金は発生しませんが、支払い方法を登録しなければ、サービスの利用を開始できません。
支払い方法には、大きく分けて3つの種類があります。
動画配信サービスの主な支払い方法
- キャリア決済
- クレジットカード決済
- プリペイド式決済
キャリア決済とは、携帯料金と一緒に支払う方法です。
クレジットカードを持っていない学生などで、携帯料金は親が払ってるからキャリア決済にもしにくい方は、コンビニなどで購入できるプリペイド式タイプでの決済も可能です。
ただし、プリペイドカードでの決済は、U-NEXTで実施中の無料お試しトライアルが適用されませんので注意が必要です。
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動画配信サービスにおけるプラウザとアプリの使い分け方
ほとんどの動画配信サービスでは、入会手続きがプラウザで完了します。
入会手続きが完了したら、各サービスのアプリをインストールしましょう。
iPhone(アイフォン)であれば「App Store(アップルストア)」から、
Android(アンドロイド)であれば「Playストア(プレイストア)」から、
ダウンロードが可能です。
ダウンロードが完了したら、インストールができます。
インストールが完了したら、アプリを使うことができます。
アプリの取得方法
ダウンロード>インストール
テレビの大画面で視聴したければ、テレビ端末へアプリをダウンロードし、インストールが完了すれば、アプリが起動します。
入会時に登録したアカウントIDとパスワードを入力してログインすれば、テレビでも動画視聴が可能になります。
アプリやプラウザの違いが分からない方は、プラウザとアプリの違いとは?動画配信サービスの解約や再開画面にいけない理由の記事をご覧ください。
プラウザとアプリの違いとは?動画配信サービスの解約や再開画面にいけない理由
動画配信サービスでは、配信動画を楽しむにはアプリを利用します。 ですが、各社の公式ホームページはプラウザに存在します。 ...
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動画配信サービスを始めるために必要な通信速度
ほとんどの動画配信サービスでは、はじめて利用するユーザーのために、無料お試し期間(無料トライアル期間)を設定しています。
現在のところ、大手動画配信サービスでお試し無料トライアルが廃止されたのは、NETFLIX(ネットフリックス)だけです。
まずは、月額料金と無料トライアル期間を確認してみましょう。
VOD名 | プラン名 | 月額料金(税込) | 無料お試し期間 |
U-NEXT | 見放題 | 2,189円 | 31日間 |
Hulu | 見放題 | 1,026円 | なし |
NETFLIX | プレミアム | 1,980円 | なし |
スタンダード | 1,490円 | なし | |
ベーシック | 990円 | なし | |
ディズニープラス | スタンダード | 1,320円 | なし |
プレミアム | 990円 | なし | |
Amazon | プライムビデオ | 600円 | 30日間 |
4K対応のデバイス(スマホやテレビ)などをお持ちでない場合は、4K映像で視聴はできません。
そのため、動画配信サービスをお試ししたい方の下り速度の目安は以下のとおりです。
標準画質 | SD | 5Mbps以上 |
高画質 | HD | 10Mbps以上 |
上級画質 | 4K/UHD | 30Mbps以上 |
最低ラインでの下り速度ですので、より快適な通信環境がほしいなら配信動画サービスを見るために必要な通信速度【スマホから4Kテレビまで体験談】も、ご参考にして下さい。
配信動画サービスを見るために必要な通信速度【スマホから4Kテレビまで体験談】
動画配信サービスを利用するにあたり、どれくらいの通信速度が必要なのでしょうか。 私は、100Mbps以上を推奨します。 ...
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動画配信サービスをテレビで見る方法
動画配信サービスの普及により、現在発売されているテレビの多くが、インターネットに接続できるアプリ対応テレビです。
Chromecast built-inを搭載しているテレビの場合は、そのままスマホの映像をテレビに映し出すことも簡単なので、一台はほしいところです。
でも、今使っているテレビが、壊れているわけでもないのに、買い替えるのはもったいないですよね。
新型のテレビに買い替えなくても、お使いのテレビにHDMI端子があれば、低価格でアプリ対応テレビにリメイクすることができます。
古いテレビをアプリ対応テレビにリメイクする方法
自宅のテレビがWi-Fiやネットワークに非対応でも、Amazonが販売している「Fire TV stick」を使えば、アプリ対応テレビが完成するので、すぐに配信動画を見ることができるようになります。
また、有料動画配信サービスだけでなく、YouTubeやTVerなどの無料で楽しめる動画サービスのアプリも用意されています。
Amazonで購入すれば、自分のAmazonアカウントが設定されて届くので、初期設定を行う必要もなく、10~15分で利用が可能です。
あっという間にできるので、女性でも簡単!Amazon「Fire TV stick 4K」取り付け方法を解説 の記事で簡単さを確認してみて下さい。
テレビで見るなら光回線+Wi-Fiルーターで通信環境の安定化
現在、最速のインターネット回線は光回線です。
通信回線 | 特徴 |
光回線 | 現在使われている最速回線 |
ADSL回線 | 従来まで使われていた回線 |
モバイル回線 | 電波さえ届けば好きな場所で使える回線 |
また、ケーブルでつなげる有線での配線接続よりも、ワイヤレスでつながる無線接続の方が主流になっています。
接続方法 | 接続機器 |
無線 | Wi-Fiルーター |
有線 | LANケーブル |
4K画質を求めるのは、スマートフォンやタブレットのような小さな画面で見る時よりも、テレビの大画面で動画を見る時です。
画質の高さを求めるなら、ネット回線の通信環境を安定させる必要性が高くなります。
通信環境が安定していないまま、4K画質で視聴していても、SD画質並みにボヤけてしまうからです。
映画やドラマが止まってしまわないように通信環境を安定させたいなら、光回線とWi-Fi環境の最適化を行ってみましょう。
これから新しくネット回線を開通させる方は、動画配信サービスを遅いネット環境にしないための通信環境最適化【光回線Wi-Fi】の記事を参考にして下さい。
動画配信サービスを遅いネット環境にしないための通信環境最適化【光回線Wi-Fi】
ほぼ毎日、配信動画を見ているユーザーの私が、一番我慢ができないのは、面白くなかった映画やドラマを見終わった後?ではありま ...
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追加費用なし!動画が止まるイライラを解消するWi-Fi4つの対処法
現在、Wi-Fiを利用している方で、映画やドラマが視聴中にカクカクしたり、途中で止まってしまう不安定な環境の方は、いくつかの対処で改善する可能性があります。
実際のところ、快適に動画を見たいなら、30Mbps以上はほしいところです。
最低でも、20Mbps以上が確保できる場所での動画視聴を推奨します。
動画配信サービスでは、それほど速い通信速度を推奨しているわけではないので、簡単な対処で30Mbps以上に改善することがほとんどです。
まずは、追加費用なしでできる改善方法をご紹介しますので、試してみましょう。
【待つしかない】配信元の動画配信サービスのサーバーダウン
もともとの配信元である動画配信サービスが何らかの理由で、サーバーダウンを起こすことがあります。
話題になっているドラマの放送終了後、利用ユーザーが急増してサーバーに負荷がかかりすぎて、サーバーダウンすることがあります。
その他にも、各社で不具合が発生している場合があるので、まずはSNSなどで情報を検索してみると良いでしょう。
サービス側の問題であれば、利用者側で対処する必要はありません。復旧を待ちましょう。
【利用価値あり】ダウンロード再生(オフライン再生)機能
マンションなどの集合住宅の場合は、ネット回線が供給されていても、1本の配線を分配している集合住宅がまだまだ多いです。
そのため、時間帯によっては多くの人が同じ回線を同時に使うことが考えられます。
そうなると、ネット回線の渋滞が発生していることになります。
分配方法によっても、供給される回線速度が異なりますが、平常時で100Mbps以下なら注意しておきたいラインです。
混雑する時間帯の通信速度が20~30Mbps以下になったら、配信動画が止まってしまう可能性は高くなります。
時間帯によって動画が止まりやすい方は、ダウンロード再生(オフライン再生)ができる動画配信サービスを選ぶことをおすすめします。
Amazonプライム・ビデオでは、標準画質でのダウンロードに1Mbps以上、高画質でも5Mbps以上の通信速度を推奨しています。
混雑していない時間帯に、スマホやタブレットなどの端末に映画やドラマをダウンロードしておきましょう。
ダウンロード再生なら、通信が混雑する時間帯でも問題なくオフライン再生が可能になります。
ダウンロード再生できるVODはどこ?ストリーミングとの違いやメリット解説
動画配信サービスでは、動画をスマホやタブレットに転送し、端末から視聴できる「ダウンロード再生」を提供しています。 我が家 ...
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【かんたん見直し】Wi-Fiルーターの置き場所
Wi-Fiルーターは、できるだけ障害物や電波干渉する機器のない場所に置くのが好ましいと言われています。
ココに注意
- 家の中心に配置する。
- 床から1m以下の高さに置かない。
- ルーターの周囲に物を置かない。
【無料乗り換え】接続方法をIPv4からIPv6へ
電波環境は良いのに、止まる場合は、インターネットの接続方式を変更すると改善することがあります。
ただし、接続方式はプロバイダーがIPoE方式に対応していないと変更することができません。
大手プロバイダーであれば、ほとんどIPv6に対応していますが、中には有料サービスとして提供しているプロバイダーもありますので、検索して確認してみましょう。
検索窓に入力してみよう!
「プロバイダー名 IPoE」と入力してみましょう。
※プロバイダー名とIPoEの文字の間には、スペースキーで「空白を1つ」を入れます。
乗り換えには、工事は不要です。
現在は、IPv6の接続方法を推進しているプロバイダーがほとんどですので、無料で乗り換えられるなら、使わない手はありません。
その他の対処法は、動画がカクカク止まるイライラを解消するおすすめWi-Fiとスッキリ対処法の記事にまとめています。
動画がカクカク止まるイライラを解消するおすすめWi-Fiとスッキリ対処法5選
さて、質問です。 私が、動画配信サービスで映画やドラマを見ている時に、一番嫌なこと(ガッカリすること)は、何でしょうか。 ...
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