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海外ドラマ

ウェントワース女子刑務所かっこいいフランキーの本当の降板理由は?

2019年3月30日

ウェントワース女子刑務所シーズン6の視聴は終わりましたか。

私は、日本で一番早く視聴することができるHulu<フールー>で毎週、視聴していました。

シーズン6では、かっこいいフランキー・ドイル役を好演し続けていたニコール・ダ・シルバが見納めになります。

フランキーのストーリーは、ドラマ初の感動で幕を閉じました。

視聴後に、フランキー・ドイルと、女優ニコール・ダ・シルバの二人のこれからを、温かく応援したくなった方も多いかもしれませんね。

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かっこいいフランキーの降板理由

出典:https://twitter.com/

結果からいえば、フランキー役のニコール・ダ・シルバは妊娠したこともあり事実上の「ウェントワース女子刑務所」を降板したように見えます。

しかし、ウェントワース女子刑務所シーズン5がオーストラリアで放送中の2017年5月に降板をほのめかしています。

2017/5/3発 デイリーテレグラフの記事より

“WENTWORTH star Nicole da Silva says although her character Franky Doyle is a big part of her, there’s one facet of Doyle’s explosive personality she chooses to leave on set. ”

ニコール・ダ・シルバは、フランキー・ドイルというキャラクターは自分にとって大きな存在であるが、激しい性格のフランキーだからこそ(フランキーらしく)撮影現場を去ることを決めた。

シーズン1から人気が高かったフランキー役(ニコール・ダ・シルバ)は、6年間も激しい犯罪者の役を演じ続けました。

ウェントワース女子刑務所のストーリーがシーズン4でひと区切りするので、ニコール自身も「ひと休み」が必要だったのかもしれません。

1年後、ニコールは「私は、お母さんになるの。」とコメントします。

2018/4/7発 デイリーテレグラフの記事より

Nicole da Silva: “I come from a long line of passionate, fiery women in my family. ... in the second half, it's like, 'This is a reality now, it's not just all in my head, I'm actually out there, literally, and I'm going to become a mother.

私、情熱的で、燃えるような女性の家系の血を引いているのよ。そして今はそれがリアリティーなの!頭の中で起こっているだけじゃなくて現実なの。文字通り私はお母さんになるの。

プライベートを公にすることが少ないニコールですが、初めての妊娠はつわりがひどかったらしく「ごちゃまぜのバッグ」と表現し、悩まされたことを明かしていました。

ドラマ最後の登場となったシーズン6の撮影は、お腹が目立たない時期に撮影したものと考えられます。

フランキーはレズビアン役なので、妊婦での撮影ではストーリー性が崩れてしまいますから(笑。

 

ニコール・ダ・シルバのドラマ年表

ニコール・ダ・シルバは、「ウェントワース女子刑務所」と「ドクター・ドクター」のドラマをかけ持ちしていた人気女優です。

オーストラリア放送日ドラマ名話数出来事
2013.5-7ウェントワースS110
2014.5-8ウェントワースS212
2015.4-6ウェントワースS312
2016.5-7ウェントワースS412
2016.9-11ドクターS110ドラマで子宮外妊娠で苦しみ、子供を持たないと決める役柄を演じる。
2017.4-6ウェントワースS512降板をほのめかす?
2017.8-9ドクターS210出演なし
妊娠初期
2018.6-9ウェントワースS612放送開始前の4月、妊娠していること公表する。

5話で事実上降板するが、お腹の膨らみが目立たない時期に撮影したと推定できる。

2018.8-10ドクターS310妊婦で出演
2019.放送予定ウェントワースS710キャスティングなし
2019.放送予定ドクターS4未定キャスティング確定

※放送日は、オーストラリアの放送年月を基準に記載しています。

※ドラマ名「ウェントワース」は「ウェントワース女子刑務所」、「ドクター」はドラマ「ドクター・ドクター」を略しています。

 

「ドクター・ドクター」あらすじ

doctor-doctor

出典:https://twitter.com/

心臓外科医のヒュー・ナイトは、才能がありチャーミングで快楽主義者。ヒューは、素晴らしい才能で法外なことも全て問題なく生きられると思っていました。しかし、数々の医療事故で罰せられ、保護観察下に置かれ、貧困化した小さなワイホープという田舎で1年間平凡な総合診療医として働くことを強いられることになります。そこは偶然にも彼の生まれ故郷で、疎遠になった家族や、昔の友達、気違いな同僚、変わり者の患者たち、嫉妬深い兄弟、新婚の元彼女がいたのです。

「ドクター・ドクター」は、オーストラリアの医療ドラマシリーズで、ナインネットワークで2016年9月14日から放送が開始されました。

オーストラリア以外では「The Heart Guy(ザ・ハート・ガイ)」のタイトルで知られています。

出典:https://twitter.com/

ニコール・ダ・シルバが演じるのはヒューの元彼女で、ヒューの兄と結婚したばかりの女性です。

主人公・ヒューとは、義理の姉弟になったわけですね。

このドラマの中で、子宮外妊娠で苦しみ、子供を持つことを諦める女性を演じました。

心が引き裂かれるような妊娠の悩みや複雑さを大切に演じたニコールは、ストーリーに思い入れが強かったそうです。

シーズン3では、妊娠中にも関わらず撮影が開始され、妊娠を生かすか、包み込んで撮影するのかは制作側次第と伝えられていました。

「ドクター・ドクター」も降板なのかと調べてみたところ、すでにシーズン4のキャスティングが決定しており、ニコールも出演が確定しています。

オーストラリアでは人気のドラマなので、現地のファンもニコールの動向が気になっていたようで、喜びの声が多かったです。

残念ながら、日本で「ドクター・ドクター」は配信されていません。

ニコール・ダ・シルバは、

“If Franky was a tiger, Charlie is a butterfly.”

もし(ウェントワースの)フランキーが虎なら、(ドクター・ドクターの)チャーリーはバタフライ(蝶)ね。

と、正反対な役柄なことを表現しています。

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ニコール・ダ・シルバはいつ妊娠・出産した?

ニコール・ダ・シルバの出産予定は、2018年7月であると公表しました。

予定通りであれば、36歳での出産になります。

そして、本人がインスタでベイビーの小さな手の写真を公開したのが2018年9月です。

ニコール・ダ・シルバが出演していた2つのドラマの放送日や撮影日、公表内容から予定通り、2018年7月頃に出産していると推測できますが、赤ちゃんの誕生日、性別や名前などは一切公表していません。

妊娠が判明したのは、ウェントワース女子刑務所S5がオーストラリアで放送した後と推定できます。

現地では、お相手の男性はシドニー在住で、12年付き合ったパートナーの画家・ジョンだとか?

結婚したのかさえも、謎に包まれたまま詳細は控えられているようです。

妊娠前に降板をほのめかしていますので、「妊娠したから降板」という理由が成り立ちません。

どちらかと言えば、

  • 妊娠したかった。
  • 区切りを付けたかった。

どちらかが降板理由が有力ではないでしょうか。

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フランキーVSフランキー

ウェントワース女子刑務所は、30年以上前の1979年~1986年にオーストラリアで放送されたドラマのリメイク版です。

原題「Cell Block H(セルブロックH)」のフランキーは、強盗と殺人の罪で終身刑となり収監されていました。

レズビアンのバイク乗りの役柄で、ドリーン・アンダーソンとロマンティックな関係にありました。

原題「Cell Block H(セルブロックH)」では、元々ビー・スミスがトップであり、ビー・スミスが釈放されている間に一瞬だけフランキーが実質的にトップとなります。

そして、ビーが夫を撃って刑務所に戻ってくることになり、再びトップの座に返り咲きますが、フランキーはビーからトップの座を奪います。

ドリーンをつれて刑務所からの脱走を試みたフランキーですが、お金が足りなくなり強盗に入ろうとしていたところ警官に撃たれたというショッキングなエンディングになっているようです。

原題「Cell Block H(セルブロックH)」のフランキー役であるキャロル・バーンズは、短期間の間にカルト的人気を集めました。

しかし、過重労働でギャラも安く不満だったので、本人の希望でシーズン1の20話で降板しています。

出演が20話だけだったのにも関わらず、人気は絶大でロジー賞も受賞したそうです。

そんなフランキー・ドイル役を「ウェントワース女子刑務所」ではシーズン6で感動的にまとめ上げました。

まるで、フランキー・ドイルとニコール・ダ・シルバのこれからの幸せを願いたくなるようなストーリーへと。

 

 

フランキーの本当の降板理由まとめ

感動的なストーリーでフランキー・ドイルを演じきったニコール・ダ・シルバの降板は、妊娠が判明する前から本人からもほのめかされていました。

そのため、妊娠したから降板ではなく、フランキーに区切りを付ける想いがあったと考えられます。

原題「Cell Block H(セルブロックH)」のフランキー役とは異なる脚本で、フランキーと女優ニコール・ダ・シルバのふたりを作品から笑顔で送り出すようなストーリーにグッときます。

主人公ビー・スミスの衝撃的な物語とフランキーのストーリーをあわせて楽しんでみて下さい。

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