舞台は、ニューヨーク。
「SEX AND THE CITY」が30代独身女性のライフスタイルなら、20代独身女性のライフスタイル?
全米で若い世代を中心に社会現象になっている「NYガールズ・ダイアリー」が、世代を超えて楽しまれている理由を探ります。
「NYガールズ・ダイアリー(大胆不敵な女たち)」あらすじ
出典:https://studentedge.org
ニューヨークを舞台に、人気女性向け大手雑誌社スカーレットの編集部に勤めるジェーン、キャット、サットンの仲良し3人組みを中心とした女性の仕事と、恋愛について、描いたラブコメディードラマです。原題は 「THE BOLD TYPE (大胆なタイプ)」というだけあり、仕事と恋愛を大きなテーマとしながら、新進気鋭な若い女優たちを起用して大胆に、そして面白く、時々切なく、アイタタタという失敗もありながら、人種のるつぼであるニューヨークの20代女性のライフスタイルがありのままに描かれているとも言える、明日もめげずに頑張りたい女性必見の痛快ドラマです。
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「NYガールズ・ダイアリー」主演キャストは誰?
ジェーン・スローン役
出典:https://www.pastemagazine.com/
Katie Stevens(ケイティー・スティーヴンス)
1992年12月8日生(放送開始 24歳~)
スカーレット誌の新人ライター・ジェーン役を演じるのは、ケイティー・スティーブンス。
ケイティが最初に注目を浴びたのは、当時16歳で出場したオーディション番組「アメリカン・アイドル(2010)」でした。
出典:https://idolforums.com/
審査員からは、最も才能のある16歳と賞賛を受けたものの、最終的にトップ9で脱落。自信をなくしたケイティは、一時的に音楽をやめ、生活費を稼ぐため仕事を探したそうです。
有名人から一般人へ逆戻りし、カップケーキ店“Sprinkles”で働いていた経験を通して、謙虚な気持ちを学んだと同時にキャリアをスタートさせなきゃ!と女優の道に再び挑戦します。
2014年MTV主演ドラマ「フェイキング・イット ~噂のカップル!? ~」で高校生役が好評になり、2017年に「NYガールズ・ダイアリー」で、ジェーン役に選ばれたラッキーガールです。
私生活では、音楽プロデューサーのポール・ディジョバンニと婚約しています。
キャット・エディソン役
出典:https://www.popsugar.co.uk
Aisha Dee (アイシャ・ディー)
1993年9月13日生(放送開始 23歳~)
スカーレット誌のソーシャルメディア・ディレクターで、若くして役職に就いている出世コースの女性・キャット役を演じるのは、アイシャ・ディー。
アイシャは、オーストラリア出身のシンガー兼女優で、2008年に子供向け番組「The Saddle Club」でTVデビューを果たしています。
2011年FOXのシットコムドラマ「I Hate My Teenage Daughter」で主役に抜擢され、アメリカに移住しましたが、残念ながらシーズン1の途中で打ち切りとなりました。
その後も、2014年「Chasing Life」、2016年「Sweet/Vicious」にドラマ出演しますが、どの番組も残念ながら長続きしませんでした。
2017年「NYガールズ・ダイアリー」の出演で、特に若者からの支持を多く集めブレイクします。
アイシャは、2017年、2018年とティーン・チョイス・アワードでサマー部門 TVスターにノミネートされている旬な女優です。
サットン・ブラディー役
出典:https://toofab.com/
Meghann Fahy(メーガン・フェイヒー)
1990年4月25日生 (撮影開始 27歳~)
スカーレット誌の野心溢れるアシスタントサットンを演じたのは、メーガン・フェイヒー。主役の3人の中では一番年上です。
ほとんど雑用係のようなアシスタントからのスタートで、ファッションの学校は出ていません。それでも自身の才能には自信があり、自力でチャンスを切り開いていきます。
メーガンは舞台「Next to Normal」のキャストの代役としてキャリアをスタートし、ブロードウェイのステージに立った経験もあります。
初めてのTV出演は、2009年「ゴシップ・ガール」ですが、わずか2シーンだったそうです。
その後、ベビーシッターやホステスの仕事などをして収入を得ながら、あらゆるTVシリーズで小さな役をこなすという下積み時代が長かった女優です。
有名作品では、「グッド・ワイフ」「シカゴ・ファイア」「LAW&ORDER:性犯罪捜査班」などにも、ちょい役で出演しています。
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「NYガールズ・ダイアリー」流行ファッションに注目
ドラマでは、女性向け雑誌の編集部で働く3人の華やかで、可愛らしいファッションに注目が集まっています。
いつも集まって内緒話などをする衣裳部屋も人気のあるシーンらしいです。
アメリカでは、若い女性のお手本として3人組のファッションは特集を組まれるほどに人気です。
そして、理想の上司のお手本として編集長ジャクリンのファッションもトレンドになっています。
オシャレに関心の強い女性には、衣装だけでも参考になるアイテムがあるのではないでしょうか。
米国では、洋服の他にもイヤリングやバッグなどの小物まで取り上げられていますので、小物もチェックのしがいがあります。
意外とお手ごろな金額で購入できる商品から、パンプスに721ドルと高級な商品まで幅が広く使われていますよ。
中には、値下げされた商品もあるので、探してみても楽しいかもしれません。
私も、ZARAくらいならチャレンジできるかな(笑)。
- ジェーンが使用したイアリング(ブランド ペギー・リー)Peggy Li Draped Black Spinel Earrings-$59.00
- ジェーンが使用したTシャツ(ブランド オリヴィア)Olivia Black Dessie Classic Tee-$50
- ジャクリンが使用したバッグ(ブランド ラルフローレン)Ralph Lauren Winford Double Zip Satchel Bag-$361,99
- キャットが使用したシャツ(ブランド ジュンヤ ワタナベ)Junya Watanabe Shirt (Similar print Pictured)
- サットンが使用したパンプス(ブランド ルブタン)Christian Louboutin Silver Botticella 120 Laminato Ankle Strap Platform Sandal Stiletto Heel Pumps-$721,20
- キャットが使用したパンプス(ブランド ベネデッタ・ボロリ)Benedetta Boroli Smart Pumps in Green
- サットンが使用したコート(ブランド ザラ)ZARA LONG COAT PINK MARL SZ S NEW $109.96
- ジェーンが使用した洋服(ブランド カロリーンコンスタス)Printed stretch-cotton poplin peplum top by Caroline Constas $346.00 $172.00 (アウトレット価格)
引用:https://theboldtypestyle.tumblr.com/
引用:https://wornontv.net/the-bold-type/
※紹介したブランドアイテムは、投稿時点での情報ですでに販売終了しているものも含まれます。
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「NYガールズ・ダイアリー」見どころ
ストーリー序盤、恋愛の相手役には、イケメン役のリチャードとレズビアン役のアディーナがスパイスを加えます。
多くのドラマや映画に出演経験があるので、海外ドラマ好きなら一度は見たことがある方です。
リチャード・ハンター役
Sam Page(サム・サミュエル・ペイジ)
1976年11月5日生(撮影開始40歳~)
サットンの最初の恋の相手リチャード役を演じるのは、サム・ペイジ。
サムは、アメリカでは名門大学のプリンストン大を卒業した高学歴の持ち主で、学位取得後、演技経験がないにも関わらず、俳優を目指してロサンゼルスへ向かうという大胆な行動に出て、見事に結果を出します。
初仕事はライアン・マーフィー製作のコメディ「Popular(3エピソードのみ)」で、その後は「マッドメン」「ゴシップ・ガール」「デスパレートな妻たち」「ハウス・オブ・カード」など、人気シリーズを含む数多くの作品に出演してきました。
アディーナ・エル・アミン役
Nikohl Boosheri (ニコール・ブーシェリ)
ペルー出身のイスラム教徒でレズビアンの写真家 アディーナ役を演じるのは、ニコール・ブーシェリ。
ビザ問題で国外退去されそうになり、キャットに助けを求めることから関係が発展していきます。
ニコールは、イラン人の両親の元に生まれたカナダ人女優です。
2011年、サンダンス映画祭で観客賞に輝いた映画「Circumstance」でデビューし、ニコール自身も3つの映画祭でベストパフォーマンス賞を受賞しました。2
2013年のトライベッカ映画祭では、出演作「Farah Goes Bang」の演技が評価され、IndieWireが選ぶ注目俳優10人の1人に選ばれました。
映画以外では「SUPERGIRL/スーパーガール」(1エピソードのみ)や「オルタード・カーボン」(2エピソードのみ)などに出演しています。
ジャクリン・キャリル役
出典:https://ew.com/
Melora Hardin (メロラ・ハーディン)
1967年6月29日生(撮影開始 50歳~)
3人組のお手本であり、視聴者からは理想の上司と言われているスカーレット誌の女性編集長・ジャクリーン役を演じるのは、メロラ・ハーディン。
米コスモポリタン誌のジョアンナ・コールズ元編集長をモデルとしています。
1977年にTVシリーズ「Thunder」で女優のキャリアをスタートし、数多くの映画・ドラマに出演してきたベテラン女優です。
そして父親は「X-ファイル」のディープ・スロート役などで知られる俳優ジェリー・ハーディンです。
2004~2009年には、「名探偵モンク」でモンクの妻トゥルーディ役を演じ、2005年~2013年にはアメリカ版「The Office」にジャン役でレギュラー出演していました。
直近では、人気ドラマ「トランスペアレント」で同性愛者のタミー役を演じ、エミー賞ゲスト女優賞にノミネートされました。
若年層から幅広い世代に受け入れられるキッカケのひとつに、ベテラン女優が、実在している女性をモデルに演じたことが影響しているとも言われています。
くじけることも多い駆け出しの3人ですが、仕事もプライベートも楽しそうです。
尊敬できて、お手本になるような女上司が職場にいたら?私も夢見てた頃があったな(笑。
そんな女性ならではの願望もジャクソンが叶えてくれます。
ジェーン、キャット、サットンという仲良し3人組みの泣いたり、笑ったり、悩んだり、勇気を出して前に突き進む姿を自分と重ねて、また明日も、頑張ろうと元気をもらえる楽しい作品です。
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