東京ドラマアウォード2014・連続ドラマグランプリ作品「半沢直樹」を見た方に、感想を教えて頂きました。
同作品は、『倍返し』という言葉と『土下座』という行動について、社会が考えるキッカケを与えました。倍返しする者も、される者も、土下座する者も、される者も、その前後にある言動や行動も、視聴者によって、個々に解釈された作品でした。
最終回の視聴率は、関東地区で42.2%、関西地区では45.5%を記録。2012年・連続ドラマグランプリ作品「家政婦のミタ」の最終回視聴率を抜く快挙を成し遂げています。
⇒視聴率40%「家政婦のミタ」の感想やキャストの評判から続編の可能性を考察
日本中のビジネスマンの底力を見せつけ、元気づけてくれたドラマと一緒に、読んで頂ければと思います。<(_ _)>
演技派キャストたちの底力
ドラマ「半沢直樹」は、様々なタイプのビジネスマンを豪華演技派俳優を揃えて、キャスティングしています。その結果、主演・堺雅人だけが注目されることなく、それぞれの俳優・女優が演技力を見せつけ、たくさんの名シーンを生み出しました。
なぜ、銀行の話で大ヒットしたのか?
ドラマ「半沢直樹」の舞台は、架空の銀行「東京中央銀行」です。
そのため、一般社会ではあまり聞きなれない金融関係専門用語が多く取り入れられていますが、専門用語が分からなくても、ストーリーを難しく感じることなく見れるようです。
堺雅人「理想の上司」に急上昇
毎年4月になると、各団体(保険会社など)が各社で、現役社会人にとっての「理想の上司像」をアンケート調査しています。
ORICON STYLEでは、20代~40代の男女1000人にアンケートを実施し、保険会社などが毎年発表してきた『理想の上司ランキング』ではその名を見かけることがなかった「堺雅人」がTOP5入りしたことを大きく取り上げました。
また、産業能率大の新入社員研修を受けた受講者442人(男性288人、女性154人)を対象に実施したアンケートでは、1位を獲得しています。
「半沢直樹」というキャラクターを理想の上司像と考えたり、自分の職場と重ね合わせて見ることで、よりドラマが面白く感じたのかもしれません。
ラブコメディーの明るいノリも良いですが、こういった勧善懲悪モノも、たまには良い影響を自分に与えてくれます。
仕事に悩んだ時や、息詰まりを感じた時など、仕事を辞めることは簡単です。
違う方法を自分で見つけられるキッカケのドラマになるかもしれません。
社会人の多忙な仕事、複雑な人間関係に悩んでいる方も、息抜きがてらに、楽しんでみてはいかがでしょうか。
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